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最新記事【2007年12月19日】

「岡ちゃん」こと岡田武史氏ですが、企業の社外取締役に招聘されたということを知っていますか?

招聘したのは携帯電話向けのコンテンツ配信会社である日本エンタープライズというところだそうです。
主に着うたやゲーム・動画のコンテンツ制作・配信しており、また、クライアントに大手企業が多いのが特徴の会社のようですね。
特に現在はKDDIとの結び付きがかなり強く、好調のKDDIに乗っかっていく形で一層伸びていくことが予想されているそうです。

なんでも、岡田氏と日本エンタープライズ植田勝典社長とは旧知の間柄だそうで、植田社長から直々「協力して下さい」と申し出を受け、岡田氏も快諾したといいます。

8月の株主総会および取締役会において正式に承認される予定なんだとか。
起用の意図は「業績が拡大する中、課題である組織力強化と人材育成の為に、岡田武史氏のサッカーの指導者生活で培った豊富な経験、幅広い見識を生かしてもらいたい」という狙いからだそうですね。
サッカー論というものが企業論にどれくらい活かされるのかは分かりません。
ですが、ある意味でサッカーも組織論的な面があるので、非常に興味深いチャレンジではありますね。

もちろん岡田氏の知名度を生かしたPR効果というのも大きいものがあるでしょうね。
そういえば中田英寿氏が東ハト執行役員に就任して随分話題になったりしたことを思い出しました。
岡田氏の経営者としての手腕というものに期待!

オシム監督の入院に伴い、急遽日本代表監督に再度就任した岡田武史さんですが、以前は大学での講義も行ったりしていたそうです。

北海道教育大学には平成18年度から行っている特任教授制度というものがあって、著名スポーツ指導者らを講師として招聘しキャンパスで講義を実施しているのだそうです。
その際に当時横浜Fマリノスの監督をしていた岡田武史さんも岩見沢キャンパスで講義を行いました。
当日は、後志郡赤井川村にあるキロロリゾートで合宿を行っていたマリノスと岩見沢キャンパスサッカー部の練習試合の後、岩見沢キャンパスに移動して講義を行うという流れ。

講義には、岩見沢キャンパススポーツ教育課程の学生のほか、サッカー部に在籍している部員や、市内のサッカー関係者など約200名が出席したようです。
また北海道教育大学の他キャンパスにもテレビ会議システムで同時中継され、講義の様子が配信されたということです。

講義において岡田さんは、理想のチーム作りに関して熱っぽく語りました。
また、選手に必要な意識については「楽しむこと」「お互いの存在を認め合うこと」「自分で考えて責任を持って判断すること」などが非常に重要であると説いたそうです。
日本代表監督にまで上り詰めた人ですから説得力がありますよね。

岡田武史氏についてですが、サッカーの指導は勿論、環境問題にも随分真剣に取り込まれているそうです。
自身のエコ活動もかなりされているみたいですね。

まず、環境活動に関わるようになってからというもの車に乗る回数が激減したそうで。
出かける際は駅まで歩き、電車で移動することを心掛けているようですが、岡田氏からするとダイエットにもなるしで一石二鳥みたいですね。

また、家族の電気の付けっぱなしにもかなりうるさいみたいですね。
個人的にはあまりうるさいのは嫌ですが、「理論派の岡田武史氏」に言われると・・・。

また、もともと物は長く使う派で、買い換えるよりは大事に大事にできるだけ長く使って、決して捨てないようにするよう心掛けているとのこと。
奥さんもその影響からかマイバックを使うようになうようになったらしいです。
まあ、これだけ熱意があると家族も影響を受けてもおかしくないかもしれませんね。

「マイ箸」も普段から持ち歩いているそうで、会食の時には失礼ではないかと気にしたりしておられるようです。
しかし、その「マイ箸」、お酒を飲むと酔って飲み屋に忘れてきてしまい、娘さんに「逆に環境に悪い!」と怒られることもしばしばだとか。

以前は生ゴミのコンポストも行っていたそうですが、生ゴミを分けることが大変でこれはやめてしまったみたいです。
このように完璧にやろうとすると負担が結構大きいので、一人ひとりがまずはできることからやっていく・・・これが大切だと岡田氏は説いています。

サッカー日本代表の監督に就任した岡田武史監督ですが「環境問題」にも関心があるようで、日本サッカー協会・特任理事として環境プロジェクトに取り組んだりもしたそうですね。

岡田武史氏が、環境問題に興味を持ったのは意外にもかなり前で学生時代にまでさかのぼります。
本を読むのが好きで、ある時、『成長の限界』という環境の破壊や資源の枯渇を警告するリポートを読んだことが環境問題に興味を持ち始めたキッカケだそうです。

それからは環境関連の本を沢山読むようになり、米政府の21世紀地球環境問題予測リポートである『西暦2000年の地球』という本に衝撃を受けたのだとか。
そして「これは大変なことになるな。自分に何ができるのだろう?」と考えていたら、あるNPOに出会い、環境問題に関わるようになった。

02年に監督業を休んでいた際には、ヨハネスブルクで開催された環境サミットにも参加し、多くのNPOのトップと会たようです。
こんなことをしていたなんて全く知りませんでしたね。

前述のサッカーを通じた環境プロジェクトでの活動はどのようなものなのでしょうか。
具体的にはスタジアムでは飲み物類の販売のときには、何度も使用できるリユースカップの導入しているみたいです。

その他にも、チケットの裏に環境クイズを印刷し、ハーフタイム中にオーロラビジョンで正解を伝える」。
他にも「生分解性プラスチックの食器を使用する」等、様々なアイデアを持っているのだとか。
また、このプロジェクトを成功させるためには、チケット収入からの寄付によって植樹できる面積をフィールドなどに映すといった、活動を「可視化」することが大事だと考えていまようですね。

岡田武史監督は著書もいくつか出していますが、そのひとつに「指揮官・岡田武史」というものがあります。では、この本について簡単にですが紹介してみたいと思う次第です。

この本が発売されたのは岡田氏がコンサドーレ札幌の監督として指揮をとっていた頃ですね。
ですから今からすると若干古くささは感じるかもしれませんね。

内容は波乱の道を歩むことになった指導者の胸の内に、朝日新聞のサッカー担当記者が熱く迫っていく・・・というもの。
朝日新聞のスポーツ面に連載されていた「岡田武史の301日」を単行本化したものですね。
岡田氏へのインタビューと朝日新聞記者である著者の取材の足取り、思いなどを重ね、当時を振り返ったものとなっており、岡田氏の考えや現地の様子などがリアルに伝わってくるのはよいですね。

急遽の代表監督就任の要請に対応し、日本を史上初のワールドカップへと導いたプロセスは何回読んでも感動せざるをえません。
また、その知性だとか家族を大事にする優しさだとか監督としてのみではなく、一人の人間「岡田武史」としての彼の魅力にもなかなか惹かれるものがありますね。

それにしても表紙のジャージもいい味を出していますね。
やはり岡田監督はスーツよりもジャージが良く似合うと思います。
メガネと一緒にトレードマークみたいなものですね。

少々古い本ではありますが、当時を懐かしむ意味でも、もし興味がある方は本屋さんなどで探してみてください。

「蹴球日記」岡田武史氏の著書のひとつです。
のちに横浜Fマリノスの監督として現場復帰し、J完全優勝に導くことになる前年の2002年日韓W杯の観戦記です。

彼が目にした記念すべき自国開催のW杯を、彼自身のサッカー観、人生観なども交えつつ語ってくれています。
岡田氏自身が監督を務めたフランスW杯を引き合いに出している箇所もあり、“「ただ一人のW杯代表監督を務めた日本人」が書いた本”といった感じは行間からも読み取れます。
特に随所に織り込まれた昔のエピソードはとても興味深いですね。

例のカズ外しの後、自分では友人だと思っていたジャーナリストに痛烈に批判を受けショックを受けたり、すっかり有名人になってタクシーが金を受け取ってくれなかったり・・・など。
そのほかにも当事者でないと書けないエピソードが随所に隠れているのが面白いですね。
そういうのもあって読み始めてから最後まで一気に読めた作品でした。

もし「岡田武史」という人物自体にはそれほど興味がないという人でも、02W杯を回想する機会にも良いかも知れませんね。

ですが、結局のところW杯全試合の観戦記ではないということはあらかじめ言っておきます。
ただ、主要な試合はテレビ観戦を含め、ほとんど網羅しているので一般的なサッカーファンには充分楽しめる内容となっていますね。

「岡田武史の考えるサッカー」は岡田武史監督の著書です。
内容自体は、どちらかというと少年向けに書かれているのか、非常に分かりやすくかつ気軽に読むことができます。
しかし、サッカー教本としても内容は濃く書かれていて、非常に好感が持てる内容だと思います。

サッカーはなにも、ベッカムのフリーキックやキラーパス、スーパーゴール・・・だけではないと思います。
サッカーの技術や戦術であったり、スピードやスペース、さらに選手自身のメンタルなど、試合や練習を含めて、選手は何をすればいいのか?
そのような本物のサッカーを知るためにもとても参考になる本だと思います。


どうすればサッカーが上手くなれるか?
どうすればプレッシャーに打ち勝てるのか?

プロフェッショナルとは何なのか?などサッカーに関する様々な考え方のヒントが出ていますよ。

未来の日本サッカー界を支えていく役割を担う子供たちが、気合や根性だけではなく、キチンとしたコーチング、正しいやり方で楽しみながら、サッカーが上手くなれるための本だと思います。
ですので、この本を5段階で評価するなら本自体の内容には星5つをつけます。
ただ、問題は発売されたのが99年と比較的古いのでなかなか手に入らない点でしょうか。

入手には図書館などに置いてある場合は借りるか、古本屋さんを回るか、またはネットショップ(アマゾンなど)を利用するのも良いかもしれません。

岡田監督(岡田武史) 研究